宿泊予約

【人屋根・hitoyane】人の営みの上にかかる屋根。『会う』『企てる』『食べる』そんな、にっぽうの家で体感する『今日』が生まれる家です。

宿泊した方が書く
はじめてのにっぽう。
にっぽうの家の、
1つの夢が叶った日です。

上士幌にまだ雪が少し残っているころ、
奈良から家族3人で、にっぽうの家へ
お邪魔させていただきました。
 
無印良品の窓の家に住みはじめて、
この5月で丸10年になるわが家。
 
そのあいだに、たくさんの出逢いがあり、
今回の宿泊も、そんなご縁のお導きにより
叶うこととなりました。
 
「窓の家の掃除の仕方を教えてほしい」と。
 
専業主婦である私はこの10年のあいだ、
ほぼ毎日といっていいほど
家の掃除を続けてきましたが、
多少の潔癖があるくらいで、
掃除のプロでもなければ知識もほとんどありません。
 
それでも声をかけて頂いたからにはと、
わが家の等身大の、普段の掃除の仕方を、
不慣れながらもお伝えさせていただきました。
 
はじめに言っておきますと、
実は私、お恥ずかしながら、
とんでもなく面倒くさがりでズボラな人間です。
 
できれば掃除はしたくない。
けれど潔癖症な自分も変えられない。
 
そんな自分が毎日を気分良く過ごすために
出来ることはなにか?と考え続けたところ、
掃除をするよりまず先に、
モノを減らす、ということに辿り着きました。
 
モノがあるところにホコリは積もるし、
凹凸のある箇所や隙間という隙間に、
じわじわとホコリはかたまりをつくってゆきます。
 
モノがひとつ増えれば、掃除の手間がひとつ増える、
なんていうのは極端かもしれませんが、
棚が一枚増えれば、棚にうっすらと積もる
ホコリを拭う掃除の手間は確実に増えるわけです。
 
だったら棚を無くしてしまえばいい。
 
スムーズに掃除ができるように
床にはあまりモノを置かず、
掃除機でホコリが吸える隙間を
あえて確保してモノを配置させる。
 
汚れも時間が経つと落ちにくくなるので、
早め早めに対処する。
いうなれば、先手必勝法です。
 
ズボラだからこそ、
出来るだけ大変な掃除を
しなくてもいい方法を考える。
 
そんなお話を、させていただきました。