宿泊予約

【人屋根・hitoyane】人の営みの上にかかる屋根。『会う』『企てる』『食べる』そんな、にっぽうの家で体感する『今日』が生まれる家です。

リモート時代に
生まれた「会う」という
わざわざの価値を
僕らは売っている。

みなさん、こんばんは。

忘れたくないこと、今日は少し多いです。

 

なぜなら友人を中心に、たくさんの人たちが

この家に遊びに来てくれたから。

 

彼ら彼女たちの旅の目的は、

なんと「にっぽうの家 上士幌」と

上士幌町を、より良い場所にするために

考えるというもの。本当にありがたいですよね。

 

こんなに素敵な方々が、

真剣に僕らの家や町のことを

考えてくれている。

 

皆さんがわざわざ来てくれた感謝や

今回で生まれた繋がりを、

僕は絶対に忘れたくないです。

 

ただあくまで、にっぽうとして。

ここでは日々のよろこびを

淡々と、ご報告していきます。

 

今朝、町の方にご協力いただきまして、

気球に乗ることが出来ました。

 

来てくれた友人たちと一緒に、

僕も始めての気球体験。

 

乗る気球も、貴重な体験でしたが

思い出すのは、皆で気球を見上げたことです。

 

単純に、みんなで上を見上げる行為自体が、

何かすごく魅力的に感じました。

 

普段は面と向かって話しますが、

今朝は同じ空を見上げて、

話をすることが出来た。

 

これはリモートでは、

出来ないことのように感じます。

 

リモートでしか会ったことのない人との繋がりと、

一緒に気球を見上げて話した人との繋がりは、

違う気がするんですよね。

 

キャッシュレスな世の中で、

実際のお金を扱う時を特別と考えようと提案する

CMがありましたが、それと少し似たものを感じます。

 

印刷だけで作られている年賀状より、

一言でも手書きのコメントが添えられている年賀状の方が、

伝わるものがあるように。

 

あえて都市部から離れた

上士幌で宿泊施設をやっている僕たちだからこそ、

わざわざその場所に行く意味や、

時間と手間をかけて人に会う価値を

考えることができるのかもしれません。

この時代に、この家をやっている意味を

改めて可視化して伝えていきたい。

そう思います。

 

みなさま、本当にありがとうございます。

来てくださったことを、僕は忘れません。

 

忘れないということは、

明日からの行動にその感謝を反映させる、

ということだと思っています。

 

この感謝を、にっぽうの家を気持ちの良い場所にするために。

 

様々なことを、また報告しますね。

それでは。