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【人屋根・hitoyane】人の営みの上にかかる屋根。『会う』『企てる』『食べる』そんな、にっぽうの家で体感する『今日』が生まれる家です。

雨ではなく、
東京の雨が
嫌いだと知る、
上士幌の人。

みなさん、こんばんは。

 

今日の上士幌は、

久しぶりの雨模様でした。

 

梅雨がないと言われる

北海道ですが、久しぶりの雨は

なんだか嬉しいものでして。

 

東京にいた頃は、雨が大嫌いだったのですが、

もしかしたら、それは道が狭かったからかも、と

思うようになりました。

 

東京では、雨だと濡れたり

湿った電車に乗らなくては行けなかったり、

狭い歩道で傘が当たったり。

 

なんだか、移動しているだけで

様々なストレスにさらされていた気がします。

 

それにひきかえ、上士幌の雨は、

しっとりと潤う感じがして、

気持ちが良いものです。

 

道は広く、人通りも

そんなに多くないので、

傘がぶつかることもなければ、

湿った密室に閉じ込められることも

あり得ません。

 

山に見守られながら生きるこの町では、

季節の移り変わりに喜びがあったり、

驚きの感情を持つことができました。

 

加えて、

大きな季節だけではなく、

一日一日の陽気にまで、

気持ちを持つことができる。

 

それだけで豊かな日々を

過ごさせてもらっているな、と

有り難い気持ちになりました。

 

せっかく来たのに、雨だった…

と思わなくなったら、それはもう

その町に暮らしているのかもしれません。

 

観光が悪いわけではありませんが、

こんな上士幌の雨も楽しんでいただけるような、

ゆったりとした滞在を、オススメしたいです。

 

中長期滞在用のプランも、

考えているところなので。

 

また報告しますね。

それでは。