厳しい冬への
豊かな備えとして、
春の写真を
家や部屋に飾る。
みなさん、こんばんは。
先日、にっぽうの家に泊まりに来てくれた写真家が
上士幌で撮った写真を、データで送ってくれました。
僕たちはその写真を見て、
ある企画を思いついたのですが、
それはまた後日、発表しますね。
それにしても、
本当に素晴らしい写真と、
その写真家ならではの企画性。
この作品たちが、この家の滞在をきっかけに
生み出されたこと。本当に嬉しく思います。
いくつかの作品は、
この家に飾らせてもらう予定です。
それにしても、
ものを飾るということには、
どんな意味があるのでしょうね。
例えば、僕の部屋には
今、2ヶ月連続のカレンダーが
壁にかけてあります。
ふと部屋のソファに座って壁を見ると
そこには、ここ2ヶ月の日付や祝日が表示されています。
普通の1ヶ月ごとのカレンダーと違い、
来週や再来週だけではなく、来月の今頃は…と
少し先の暮らしを想像するようになりました。
来月の今頃には、少し暖かくなっているかな。
梅雨がない6月は、どんな感じだろうな。
飾るものや置くものによって、
暮らしやそこにある生活習慣が作られるんですね。
先日、来てくださった掃除の先生は、
部屋に好きなものを飾ることで、少し掃除は面倒になる。
けどその分、部屋に愛着が湧いて、自分らしい部屋にもなるし、
掃除も楽しくなる、とおっしゃっていました。
では、写真家が撮ってくれた上士幌の写真を
この家に飾る意味はなんでしょうか。
それはやはり、想像力をかき立てる、
ということかもしれません
春の景色を冬に見る。
同じ日が2度とないことを知る。
もしかしたら、毎日
家の写真を撮っておくだけでも、
何か発見があるかもしれませんね。
まずは、その上士幌の景色を
この家に飾ることで、どんな生活習慣、
もしくはどんな生活美学を見出せるのか。
また報告しますね。
それでは。