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【人屋根・hitoyane】人の営みの上にかかる屋根。『会う』『企てる』『食べる』そんな、にっぽうの家で体感する『今日』が生まれる家です。

印刷した年賀状に、
正月中ずっと
お礼を書き込む
父を思い出す。

最近、お手紙って、

書いていらっしゃいますか?

 

にっぽうの家も、4月末のオープンから、

バタバタと時間が経ってしまいましたが、

ようやく様々な方に向けて、お礼のご連絡を

差し上げているところです。

 

せっかくの機会だと、

感謝のお手紙を書いてみることにしました。

 

そもそも、始まりはどのような言葉からが、

“正しかった”だろうか。

 

しかしながら、“正しい”ばかりだと、

気持ちが伝わらないだろうな。

 

形を重んじつつ、気持ちによる自由さ

みたいなものを心がけて、一生懸命に

手紙を書いてみました。

 

すると気付くのは、日々自らの文字を

如何に書いていないか、ということです。

 

読みやすいように、と丁寧に

書こうとすると、手が焦ります。

 

簡略化しようとしたり、

トメやハライ、ハネを疎かにしたり。

 

手紙を書く時間は同時に、

きちんと文字を書いていないことを

反省する時間でもありました。

 

お礼を伝えたい、という気持ちを表現したいと思えば、

それは読みやすいように綺麗な文字で書く、ということから

当然、はじまるわけです。

 

読まれるかもわからないと思いつつ、

宅急便の伝票まで、丁寧に書くことができました。

 

実は今、にっぽうの家をご案内する印刷物を、

用意しております。

 

先日、その印刷物の、

企画やデザインの会議で話題になったのは、

内容もさることながら、1枚1枚に出来るだけ

お渡しする方に向けたメッセージを添えられたら

良いのではないか、というスタッフの気持ちでした。

 

全員分は難しいかもしれませんが、

まるでお手紙をお渡しするぐらいの気持ちで、

この家のご案内も行っていきたいと、

私たちは思っています。

 

なるべく丁寧に、ゆっくりと

綺麗な字で書けるように。

 

お送りするお礼の手紙から、

そんな心構えを学びました。

 

いつか皆さまの手にも、

ご案内を届けられるように。

 

完成した暁には、また、

ご報告します。それでは。